ジョハリの窓
目次
開放の窓が大きいほど安定した人生を送れます
盲点の窓が大きい程、コミュニケーションが難しくなります
人間は、自分のことは自分が一番良く知っていると思っていますが、自分のことは意外と知らないものです。例えば、自分の顔をリアルタイムで見る事は出来ません。鏡にうつっている自分の顔も左右反転しているので、他人が見ている自分の顔とは違います。
そして、普段の生活で、色んな場面でどんな表情をしていて、他人にどんなメッセージを伝えているか分かりません。他人から自分がどう見えているかは自分には分からないのです。これが自分は気付いていないが、他人は知っている「盲点の窓」です。
自分が知っていて、他人も知っている自分が自分のほとんどを占めていれば、他人の反応に驚いたり、動揺したりすることは全く無く、とても安定した人生を送ることが出来ます。
他人は知っているが、自分は知らない自分の部分が大きいと、他人から予想外の反応があったりして、他人の目がとても気になるようになります。
秘密の窓が大きいと友達が出来ません
他人に対して隠し事が多く、悩み事を相談しないと、友達甲斐が無いと思われて、深い付き合いの出来る友人が出来ません。
あまりにも隠し事が多い人を信頼することは出来ないのです。
開放の窓が大きいと他人の目を気にせずに思った通りの行動が出来ます
自分が知っている自分と、他人が知っている自分のほとんどが一致していると、他人からの評価を気にしなくなります。
自分が思っている自分と、他人が思っている自分が同じだと思えると、自分が進むべき方向へ自信を持って動いて行くことが出来ます。自分に自信が持てる状態は、モチベーションも高い状態です。
開放の窓が狭く、他人が自分のことをどう感じているか分からないと、他人の目が気になって、他人に媚びるような行動をしてしまったりして、自分が本当にやりたいことに集中出来なくなります。
開放の窓を大きくするには「今、ここ」に集中することです
意識が「今、ここ」にあると、自分がどのような振る舞いをしているかとても良く分かります。自分が他人に対してどんなメッセージを伝えているかもとても良く分かるので、自分が知っている自分と、他人が知っている自分との間に乖離が少なくなります。
ホームページも自分が知っている自分と他人が知っている自分を一致させるものです
ホームページも情報発信する企業が知っている自社と、ユーザーが知っている企業像を一致させるためのものです。
ユーザーは企業の全容を理解することはほぼ不可能です。しかし、企業が持っているユニークな姿勢や高い技術などを知らせずに、購入の選択肢から外れてしまうのは悲しいことです。
コマーシャルで放送される「高い技術」とか「信頼」と言う言葉だけでは、どんな技術なのか、何が信頼できるのか分かりません。ここが、企業が知っている自社と、ユーザーが知っている自社とのギャップで、企業は「秘密の窓」がとても大きいのです。
「秘密の窓」が大きいと友人が出来ないように、企業にとってのファンが出来ません。情報をどんどん公開するようになって、ファンが出来たと感じることが出来るようになると、ホームページを更新するモチベーションは一気に高くなります。更新する情報をファンに届けようと思うようになると、情報も厳選するようになり、充実したホームページになって行きます。
秘密の窓を出来るだけ小さくするのがホームページの重要な役割なのです。
koji shimizu
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