諦めなければ敗者ではありません

苦境に陥っても改善を続けていれば勝者です

改善することを諦めた瞬間から敗者になります

モチベーションが低下して、更新作業が停滞しても、気持ちの中では何とかしなければと感じていれば、敗者ではありません。そもそもモチベーションが低下していると感じるのは、何かをしなければいけないと感じながら、そのエネルギーが出ないからです。

完全に諦めてしまえば、何とかしなければと言う気持ちからも開放されるので、モチベーションの低下も感じなくなります。しかし、モチベーション低下の苦境から脱するために目標を諦めてしまうと、敗者になってしまいます。

気持ちの中で、目標に対する意識が切れていなければ、敗者ではありません。もし、停滞や後退している状況であっても、それは、上手く行かない方法が分かったと言うことであって、多くの選択肢の中から、上手く行かない方法を一つ一つ取り除いて行けば、必ず成功する方法を見つけ出すことが出来ます。停滞や後退は成功するための不適切な方法を見つけ出したと言うことで、決して失敗している訳ではありません。

諦めない

絶対に諦めないと決意すること

どんなにモチベーションが低下していても、自分自身がモチベーションの低下を感じているとすれば、それは、目標を達成したいと言う気持ちがどこかにあるからです。

ですから、モチベーションが低下していると感じる状態は決して悲観的なことではありません。モチベーションが低下していて、劇的に効果を上げることは出来なくても、少しずつでも動いていれば、効果が上がる方法と逆効果になる方法が分かってきます。

そのような学びがあれば、確実にノウハウが蓄積されて行きます。モチベーションが低下している時は改善のスピードが落ちているだけで、改善そのものをする意志はあるので、あまり悩む必要はありません。

一旦、小さな目標を設定して、達成を繰り返して行けばモチベーションは回復します。

どれだけモチベーションが低下しても、絶対に諦めずに、成功するまでやり続けると決意することが重要です。

「一度縮まないとジャンプできない」と言われるように、飛躍の前には一度縮む必要があります。モチベーションの低下は、ジャンプの前に縮んでいる状態だと前向きに捉えましょう。

どんなに素晴しいスポーツ選手にもスランプがあるように、どんな人にもモチベーションが低下する時はあります。しかし、一流選手はモチベーションが低下しても絶対に投げ出しません。モチベーションが低下している時はジャンプするためのエネルギーを蓄えている時だと考えてあまり、深刻にならないようにしましょう。

マズローの欲求5段階説

低次の欲求から順に高次の欲求の実現に移って行く

低次の欲求は強く、高次の欲求は弱い

アメリカの心理学者、マズローが唱えた自己実現理論です。人間の欲求を5段階に理論化したものでマズローの欲求5段階説と呼ばれます。

第一欲求:生理的欲求

人間が生きて行く上で基本的、本能的な欲求で、「食欲」や「睡眠欲」や「性欲」などです。これらの欲求は生きて行く上で不可欠で、この欲求が満たされなければ生きて行くことができないものです。この欲求が満たされないと欲求を満たすためにとても強い行動を起こします。貧困地帯の食べ物争奪戦やストーカー殺人や恋愛関係のもつれによる殺人もこの欲求が満たされないために起こるものです。

この欲求はとても強いもので、この欲求を満たすためにはどんなことでもするのです。

第二欲求:安定の欲求

安全、安心な暮らしがしたいと言う欲求で、生理的欲求が満たされると次に求める欲求です。経済的な安定や健康的で危険の無い暮らしなどです。

この欲求もとても強いもので、難民が危険な地域を避けて、危険を覚悟で海を渡るような行動もこの欲求によるものです。

マズローの欲求5段階説

第三欲求:社会的欲求

集団に帰属したり、友達を得たいと言う欲求です。生命の安全が確保されると次に起こってくる欲求です。この欲求が満たされなくても生命の危険に晒されることはありませんので、欲求を満たそうとするモチベーションはこれまでの二段階の欲求よりも弱くなります。

しかし、この欲求が満たされないと、精神的な不安や孤独感を感じるようになります。

他人から嫌われたくない。他人の目が気になるのもこの欲求です。

この欲求を満たすために、自分らしさを失ってしまう場合もあります。

第四欲求:承認の欲求

他人に認められたい、尊敬されたいと言う欲求です。この欲求は内面的な満足を求めるもので、第三の欲求までとは違う欲求です。現代の仕事でモチベーションを維持するのは、ほとんどがこの欲求です。

仕事上で、目標を設定して、達成することで、上司や同僚から褒めてもらえることや、普段の仕事の中でよく感謝されるような企業風土だと、この欲求が満たされて、モチベーションが維持されます。ホームページ運営でも、明確な目標を設定して確実に目標を達成することで、この欲求が満たされモチベーションを高く保つことが出来ます。

承認の欲求は、自分自身の存在価値を他人から認めてもらうもので、他人から肯定的な承認を多くもらえると、人間は満足し心理的にも安定することが出来ます。

第五欲求:自己実現の欲求

第四欲求が他人からの承認を求めるものでしたが、自己実現の欲求は、自分自身がなりたい自分になる欲求です。承認の欲求が満たされると、他人から承認されることよりも、自分自身がなりたい自分になることを求めるようになります。この欲求で得られる成果は他人から承認されるためでは無く、自分自身が満足するための行動になります。

これまでの四段階の欲求は満たされれば次の段階の欲求を満たそうとしますが、自己実現の欲求は、一つの欲求を満たすと、次の欲求が湧き出してきて、どこまでも自己実現を求めて行きます。

自分自身を高めていこうという欲求は元々人間が持っているもので、自分自身が決めた目標を一つ達成すると、さらに高みを目指して次の目標を設定します。次々と自分のなりたい自分を追及して行くのです。

ホームページ更新のモチベーションは承認の欲求と自己実現の欲求です

ホームページの更新を続けて行くモチベーションを維持するためには、承認の欲求によって、上司や同僚から認めてもらうことです。これは、企業風土として、社員同士を認め合う状態になっているのが理想です。社内が、目標を達成したり、成果を上げたりした社員に対して何も反応しない風土で、ミスした時だけ叱られるような風土では、前向きなモチベーションは生まれて来ません。

社内が、相互に承認しあう明るい雰囲気にすることが重要です。

承認欲求が満たされると、上司から言われなくても勝手に目標を設定して、自分自身で目標を達成して行くようになります。そして、達成した自分を自分で褒めてあげることが出来るようになります。ただ、自己実現の欲求までなってくると、欲求の範囲は会社と言う組織にとどまらなくなり、独立を目指す人も出てくるでしょう。

期待通りの成果を生み出すピグマリオン効果

期待は良い結果を生み出す

期待されないと悪い結果になる

ピグマリオン効果は、アメリカのローゼンタールが提唱した教育心理学の心理的行動の一つです。

ある実験で、「成績の優秀な生徒達を集めたクラス」と「成績の悪い生徒達を集めたクラス」を作り、それぞれのクラスの担任に逆のことを言ってクラスを担当させます。

つまり、「成績の良い生徒のクラス」の担任には「あなたが担当するクラスは成績の悪い生徒のクラス」だと告げ、「成績の悪い生徒のクラス」の担任には「あなたの担当するクラスは成績の良い生徒のクラス」だと告げて、それぞれクラスを担当させるという実験です。

「もともと成績の良かった生徒達のクラス」の成績は下がり、「もともと成績の悪かった生徒達のクラス」の成績は上がりました。

このことから「人間は期待通りの結果を出す傾向がある」と言う結論が導かれました。

これは企業でも同じことが言えて、上司が成果を期待すれば、部下は期待通りの成果を生み出す可能性が高くなると言うことです。

上司からの期待は、その部下の能力が成果を達成出来るだけの能力がある(優秀だ)と言葉や態度で認める行為として示されます。この期待の言動が部下の行動に影響を与えて成果を生み出すようになるのです。

期待

自分自身の期待も期待通りの成果を出す傾向になります

この実験で、担任の期待の言動を受けた生徒は自分自身について「自分は優秀だ」と自分に言い聞かせて効果を生み出したのです。つまり、担任がどれだけ「あなたたちは優秀だ」と言っても、その言葉を受け取った人(生徒)が、「自分は優秀だ」と思わなければ変化は起こりません。

きっかけは、担任からの言葉や態度かも知れませんが、その言葉の通りを実現するその人(生徒)自身の選択が無いと、期待通りの成果は生まれません。ただし、その選択は無意識のものかも知れませんが、自分自身が期待しないと期待通りの成果は生まれないのです。

つまり、自分に期待する担任や上司がいなくても、自分で自分に対して期待すると、成果が達成し易くなります。

「自分は、成果を達成できる優秀な人間だ!」と自分に言い聞かせることを繰り返していると、自分自身の心の中にある否定的なセルフイメージが少しずつ肯定的なセルフイメージに置き換えられて行きます。

これは、心の中にあるコップ一杯にたまった否定的なセルフイメージに一滴一滴肯定的なセルフイメージを注いで行くと、否定的なセルフイメージが少しずつ溢れ出て、いつしか、肯定的なセルフイメージに置き換わると考えると良いでしょう。

人間は、自分自身が持っているセルフイメージの通りに行動します。「自分は能力も無くダメな人間だ」と思っている人は、何も成果を上げず、無駄に時間を浪費する人生を送って行きます。それに対して「自分は能力があり、優秀な人間だ!」と思っている人は、次々と成果を上げ、大きなことを成し遂げて行きます。

もし、自分に対して否定的なセルフイメージを持っているのであれば、過去の小さな成功体験を思い出して見て下さい。小さいことでも成し遂げたことはいくつもあるはずです。そのような成功体験を何度も心の中で繰り返して、自分自身を勇気付けて下さい。

自分自身に対する否定的なセルフイメージが肯定的なセルフイメージに少しずつ入れ替わって行くと、ホームページの更新のモチベーションも次第に高まって行きます。

ホームページの更新はモチベーションが高くないと、なかなか良質なコンテンツを公開出来ません。落ちてしまっているセルフイメージを高めるには、時間も必要ですが、この世に生まれている自分には必ず価値がありますので、自分自身に大いに期待しましょう。そして、期待している自分が目標を達成している状態をイメージすることを習慣にして、是非肯定的なセルフイメージを持つようにしましょう。

マクレガーのX理論、Y理論

性悪説を基本とするX理論と、性善説を基本とするY理論

「アメとムチ」と「目標と責任」

ダクラス・マクレガーが提唱したモチベーションの抱き方の対照的な論理が「X理論」と「Y理論」です。

マクレガーは、「管理職であれば、人はどんなときに動くのか」と言う自分なりの仮説や前提を持っているはずたと考え、さまざまな職場で管理に携わっている管理職に「人はどんな時に頑張ると思うか、部下をどうやってモチベートしているか」を聞いて回りました。

その結果、同じ管理職をしていても全く違った2つの考え方が出てきてのです。

X理論

  • 平均的な人間は、仕事など生まれつき嫌いで、もしできることなら仕事など避けようとするであろう。
  • 仕事なんか嫌いだというこの人間の性ゆえに、たいていの人は強制されたり、統制されたり、命令されたり、脅されたりしないと、組織の目的を達成するのに十分な努力をしてくれない。
  • 平均的な人間は、命令されることを好み、責任を回避することを望み、大望など抱かず、ほかのなによりも安全を求めている。

Y理論

  • 仕事に体力・知力を使うのは、遊びや休みのときと同じくらい自然なことだ。平均的な人間は、生まれつき仕事が嫌いなわけではない。統制可能な条件しだいで、仕事は満足の源泉になるかもしれないし(その場合には、自発的になされるであろうし)、あるいは罰の源泉になるかもしれない(その場合には、できることならやりたくないであろう)。
  • 外的統制と罰の脅威は、組織の目標に向けて努力してもらうための唯一の手段ではない。人は自分が打ち込む(コミットする)目標が達成されるように、自己管理・自己統制ができるであろう。
  • 目標への打ち込むこと(コミットメント)は、目標を達成したときに得られる報酬の関数だ。このような報酬の中でもっとも意義が大きいのは、自我や自己実現の欲求が満足されることだ。それは組織の目標に向かって努力した直接の結果でありうる。
  • 平均的な人間は、適切な条件の下では責任を引き受けるのみならず、進んで責任を取ろうとする。責任の回避・大望の欠如・安定へのこだわりは、一般的には生まれつきの人間の性というよりも、経験の結果そうなってしまっているだけだ。
  • 組織における問題を解決していく際に、相対的にかなり高度の想像力・工夫の才・創造性を発揮する能力は、母集団のほんの一握りの人たちだけでなく広範に分布している。
  • 近代の産業における生活において、平均的人間のもつ知力の潜在的可能性は、ほんの一部分しか活用されていない。

現在の日本では低次の欲求は満たされており、Y理論が適切です

X理論では、マズローの欲求段階説の低次欲求(生理的欲求や安全の欲求)を多く持つ人の行動モデルで、命令や統制によって管理し、目標が達成出来なければ罰則を与えるなどの「アメとムチ」によるマネジメント手法です。

Y理論は、マズローの欲求段階説の高次の欲求(社会的欲求や自我の欲求、自己実現の欲求)を多く持つ人の行動モデルで、魅力ある目標と責任を与えることで「機会を与える」マネジメント手法です。

現在の日本では、低次の欲求を満たすために行動する人はほとんどおらず、高次の欲求を満たしたいと考えています。このような人達には、Y理論が適切で、やり甲斐の領域の目標を設定して、それを確実に達成することで、承認を受けることを繰り返すことで、常にモチベーションを維持することが出来ます。

人は、所属する企業や社会で役に立ちたいと思っていて、自分が出来る貢献はしたいと考えています。その貢献によって存在価値を認めてもらえることはモチベーションの維持にとても役立ちます。

もし、自分のホームページ更新のモチベーションが低下していると思ったら、会社の目標とは別に低下したモチベーションの状態の自分自身が頑張れば比較的短期間に達成可能な目標を設定して、何とか達成します。これを繰り返して、会社としての目標を段階を追って達成して行くようにします。自分が設定した目標を達成を繰り返すことは次第に自己承認を高めることになります。

自己承認が高い人は、誰も何も言わなくても自ら目標を設定して、達成して行く人です。

ハーズバーグの動機付け、衛生理論

不満足要因と満足要因

不満足要因を改善してもモチベーションには繋がりません

アメリカの臨床心理学者フレデリック・ハーズバーグが提唱した仕事に対して、満足と不満足を引き起こす要因に関する理論です。

人間は、苦痛を避けようとする動物的な欲求と、心理的に成長しようとする人間的欲求の全く別の二種類の欲求があるとしています。

苦痛を避けようとする動物的欲求がどれだけ満たされても、人間は不満足が減少するだけで、積極的な満足感を充足することは出来ない。

また、心理的に成長しようとする人間的欲求が十分に満たされなくても、不満足感が増す事はないと考えられています。

つまり、仕事に対する満足感を得るためには、動機付け要因を改善する必要があるのです。衛生要因をどれだけ改善しても、不満足感を減少させることは出来ても、満足感を増す事はできないのです。モチベーションの根源となるのは、動機付け要因で、衛生要因では、満足感が得られないので、積極的なモチベーションには繋がりません。

衛生要因が満たされず、不満が強い状態では当然モチベーションは沸きません。例えば給与がとても安いと不満になり会社に対しての忠誠心が無くなります。衛生要因が満たされない状態だと、会社に対する忠誠心も低くなり、離職者が多発する事態になりますので、社員が強い不満を持つような状態は避けるようにしないといけません。
動機付け衛生理論

モチベーションは達成感や承認によるものです

モチベーションを高めるには、目標を達成することと、達成したことに対する周囲からの承認です。

目標は会社から与えられる場合もありますが、自分自身で設定することも出来ます。自分自身で設定した目標を達成して、自ら達成感を味わい、目標を達成出来た自分を自分で承認してあげることが出来れば、自分でモチベーションを高めることが出来ます。

他人から承認されることをモチベーションの源泉にしていると、他人から承認されないとモチベーションが沸かない状態になってしまいます。

自分自身の人生を有意義に過ごすには、自分のエンジンには自分で点火する人にならないと、自分の人生を他人に依存することになります。

自分自身の目標を自分自身が決め、自分自身で達成して、達成した自分を承認する、セルフスターターになりましょう。他人が自分の背中を押してくれるのを待っている人は、モチベーションが沸かないことも他人のせいにするでしょう。

モチベーションを高く保つかどうかは、自分自身の選択にかかっているのです。ホームページを更新し続けるモチベーションも自分自身でモチベーションを高める能力を身に付けるようにしましょう。

アージリスの未成熟・成熟理論

個人の人格は、未成熟から成熟へ向かおうとする欲求によって変化する

人は自己実現を目指す「自己実現人」である

アージリスは、人間が時間を経て成熟する過程に以下の7つの人格的な変化があるとしている。未成熟から成熟へと成長して行くことで自己実現し欲求が満たされ仕事の上でも大きな満足を得ることが出来ます。

未成熟          成熟

自己認識の欠如 → 自己統制

受動的       → 能動的

依存        → 独立

単純な行動    → 多用な行動

浅い興味    → 深い興味

短期的な展望  → 長期的な展望

従属的     → 対等・優越

・管理原則に基づく行動は、組織構成員に未成熟な特質を要求することになり、成熟を求める組織構成員のモチベーションの低下を招く。

例えば、社長ブログを手書きの原稿で受け取り、それをブログにアップロードするだけの単純な作業には、未成熟な特質を要求するもので、成熟を求める人間のモチベーションの低下を招くことになります。

部下に対して、手段を伝えることは受動的で創意工夫の無い単純作業をさせることになります。手段では無く、目的を伝えることで、目的を達成するための有効な手段を能動的に考え行動するようになります。その過程で得られた成功体験は自己承認につながり、大きな満足を得られるものとなります。

ホームページ制作会社から納品されたホームページのアクセスアップのための戦略、SEO対策のターゲットキーワードの選定から、実際の対策、内部リンクの設置やコンテンツの追加など、長期的な展望に立って、SEOに対する深い興味による多用な行動で成果を上げることは成熟した人間になろうとする欲求を満たすものです。

ただ、ホームページ更新のモチベーションを維持するためには、仕事の範囲を広げることによって、目標の達成が困難になるとモチベーションが低下してしまいます。達成が困難な目標にならないように注意しましょう。

例えばSEOに強い興味を持った社員が能動的に情報を収集し対策を行い、結果が出るようになると、担当者にはある程度の裁量が与えられるようになり、組織に組み込まれた人間では無くなります。このように企業に従属せずに、自らの興味に基づいて能動的に行動している人はモチベーションが高いと言えるでしょう。

ブルームの期待理論

期待する報酬×確率

報酬は金銭とは限りません

期待理論で言う報酬とは、金銭的な報酬に限らず、仕事の充実感や得られる尊敬など、個人にとって動機付けになる全てのものを含みます。よって、報酬の捉え方は個人によ
って異なるため、人によって動機づけの強さは代わってくるという考え方です。
また、報酬を得られる確率というのは、努力すればそれを得られる可能性があるかとい
うことです。つまり、報酬がいくら高くても、得られる確率が低いと思うときには、あま
り動機づけされないということになります。また、達成確率が高くても、得られる報酬が低い場合も動機付けにはならないのです。

報酬は、個人個人によって違いますので、同じ報酬でも動機付けになる人もいれば、ならない人もいます。動機付けされるかどうかは、その人にとって、得られる報酬と確率が「やり甲斐の領域」にあるかどうかによって決まります。

つまり、動機付けされるかどうかは、個人が決めることで、他人から与えられた条件で、動機付けできるかどうかは分からないと言うことです。

セルフスターター

モチベーションは自分の中で作り出すものです

もしも、上司から与えられた目標でモチベーションが上がって目標が達成できたとすれば、それはあなたの成功では無く、上司の成功です。モチベーションや目標は他人から押し付けられて意欲が湧くものではありません。

モチベーションはその目標に自分自身が価値を見出し、自分自身の努力で達成出来ると確信した時に湧き出てくるものです。

他人から動機付けされることを待っている人は一生動機付けしてくれる人を待ち続ける人です。そして、自分を動機付けしてくれる人は一生現れないでしょう。

自らスタートする人になることです。なかなかスタートできない人は、ある場所からどこか違う場所へ車で移動する時に、全ての信号を青信号で通過できるタイミングを待っている人です。

全ての信号を青信号で通過できるタイミングを待っていたらいつまでたっても出発することは出来ません。人生には、減速してり停止したりすることはたくさんあります。遠回りや逆戻りもあります。

赤信号で止まることを恐れていては、スタートするモチベーションは湧いて来ません。否定的なことばかり考えていると気持ちが萎えてしまって、モチベーションには繋がりません。否定的なことに意識を向けるのではなく、可能性を信じて行動を起こすようにしましょう。目標が達成出来たときの自分自身の気持ちを想像して、行動を起こすエネルギーにしましょう。

ホームページの更新を続けるモチベーションも自分自身にとって「やり甲斐の領域」の目標を設定することによって生まれます。

マクレランドの欲求理論

人間の主要な4つの欲求

「達成」「権力」「親和」「回避」の欲求

アメリカの心理学者デイビッド・C・マクレランドが提唱している欲求理論。人間の主要な欲求は、「達成」「権力」「親和」「回避」。人間の行動の裏には必ずこれらの欲求のどれかの欲求があると言う理論です。

この4つの欲求の説明を読むと「なるほど」と納得でききる内容です。

達成の欲求

自分自身が自らあることを成し遂げたいと思う欲求から、努力し、前回よりもうまく、効率的にやりたい、より良い成績を上げたいという願望を持つ。この欲求はマズローの欲求5段階説の自己実現の欲求に近いものと思われます。

他人から評価されることより、自分自身が設定した目標を達成することによって、自己承認する欲求です。この欲求を持つ人は、他人から与えられる目標ではモチベーションは生まれません。自分自身が成し遂げたいと思う成果にしかモチベートされることはないのです。

この欲求を持つ人の行動の特徴は。

・個人的な進捗に最大の関心があるため、何事も自分の手でやることを望む。
・中程度のリスクを好む。
・自分が行ったことの結果について迅速なフィードバックを欲しがる。

権力欲求

他者にインパクトを与え、影響力を行使してコントロールしたいという欲求。この欲求はマズローの欲求5段階説の承認欲求に近いものと思われます。多くの部下を持ち、その部下に影響力を与え、部下から信頼されることにモチベーションを感じます。出世欲の強い人がこの欲求の強い人と言えます。

権力動機が強い人は下記のような特徴があると言われる。

・責任を与えられることを楽しむ。
・他者から働きかけられるよりも、他者をコントロール下におき影響力を行使しようとする。
・競争が激しく、地位や身分を重視する状況を好む。
・効率的な成果よりも信望を得たり、他者に影響力を行使することにこだわる。

親和欲求

友好的かつ密接な対人関係を結びたいという欲求。特定のグループの一員になりたいと思う欲求です。物事を荒立てたりすることは好まず、他人の目がとても気になり、自分を主体に生きて行くことが出来ない傾向にあります。

強い親和欲求をもつ人は下記のような特徴があると言われる。

・人の役に立とうと努力する。
・他者からよく見てもらいたい、好かれたいという願望が強い。
・心理的な緊張状況には一人では耐えられなくなる傾向がある。

回避欲求

失敗や困難な状況を回避しようという欲求。責任ある立場を避けて逃げ回る人です。

強い回避欲求をもつ人は下記のような特徴があると言われる。

・適切な目標をあえて避ける。
・周りに合わせようとする。

達成

自分がどの欲求によってモチベートされているか気付く

自分の行動パターンから、どの欲求によってモチベートされているのか気付くことがまず、最初に行うことです。「達成」「権力」「親和」「回避」の欲求は、達成→回避へ向かうほど低次元の欲求です。

達成欲求が最も高次元の欲求です。達成欲求によってモチベートされるようになると、他人から言われなくても、自分で目標を設定して、どんどん行動を起こして行きます。

しかし、達成欲求によってモチベートされるようになるには、親和欲求や権力欲求が満たされることが必要です。

他人からの評価を気にしている状態は、まだ高次元の欲求があることに気付き、達成の欲求によって自らをモチベートできるようになりましょう。他人から言われないと行動しない怠け者ではなく、自分で自分をモチベートできるセルフモチベーターになることは、主体的な人生を送る上ではとても重要なことです。

ホームページ更新のモチベーションも、自分自身から更新のモチベーションが沸いてくるようになるのが理想的です。自分自身のエンジンには自分で点火する人になることが、ホームページの更新のモチベーションを維持することにもなりますし、自分自身の人生を豊かにすることになります。

ジョハリの窓

開放の窓が大きいほど安定した人生を送れます

盲点の窓が大きい程、コミュニケーションが難しくなります

人間は、自分のことは自分が一番良く知っていると思っていますが、自分のことは意外と知らないものです。例えば、自分の顔をリアルタイムで見る事は出来ません。鏡にうつっている自分の顔も左右反転しているので、他人が見ている自分の顔とは違います。

そして、普段の生活で、色んな場面でどんな表情をしていて、他人にどんなメッセージを伝えているか分かりません。他人から自分がどう見えているかは自分には分からないのです。これが自分は気付いていないが、他人は知っている「盲点の窓」です。

自分が知っていて、他人も知っている自分が自分のほとんどを占めていれば、他人の反応に驚いたり、動揺したりすることは全く無く、とても安定した人生を送ることが出来ます。

他人は知っているが、自分は知らない自分の部分が大きいと、他人から予想外の反応があったりして、他人の目がとても気になるようになります。

ジョハリの窓

秘密の窓が大きいと友達が出来ません

他人に対して隠し事が多く、悩み事を相談しないと、友達甲斐が無いと思われて、深い付き合いの出来る友人が出来ません。

あまりにも隠し事が多い人を信頼することは出来ないのです。

開放の窓が大きいと他人の目を気にせずに思った通りの行動が出来ます

自分が知っている自分と、他人が知っている自分のほとんどが一致していると、他人からの評価を気にしなくなります。

自分が思っている自分と、他人が思っている自分が同じだと思えると、自分が進むべき方向へ自信を持って動いて行くことが出来ます。自分に自信が持てる状態は、モチベーションも高い状態です。

開放の窓が狭く、他人が自分のことをどう感じているか分からないと、他人の目が気になって、他人に媚びるような行動をしてしまったりして、自分が本当にやりたいことに集中出来なくなります。

開放の窓を大きくするには「今、ここ」に集中することです

意識が「今、ここ」にあると、自分がどのような振る舞いをしているかとても良く分かります。自分が他人に対してどんなメッセージを伝えているかもとても良く分かるので、自分が知っている自分と、他人が知っている自分との間に乖離が少なくなります。

ホームページも自分が知っている自分と他人が知っている自分を一致させるものです

ホームページも情報発信する企業が知っている自社と、ユーザーが知っている企業像を一致させるためのものです。

ユーザーは企業の全容を理解することはほぼ不可能です。しかし、企業が持っているユニークな姿勢や高い技術などを知らせずに、購入の選択肢から外れてしまうのは悲しいことです。

コマーシャルで放送される「高い技術」とか「信頼」と言う言葉だけでは、どんな技術なのか、何が信頼できるのか分かりません。ここが、企業が知っている自社と、ユーザーが知っている自社とのギャップで、企業は「秘密の窓」がとても大きいのです。

「秘密の窓」が大きいと友人が出来ないように、企業にとってのファンが出来ません。情報をどんどん公開するようになって、ファンが出来たと感じることが出来るようになると、ホームページを更新するモチベーションは一気に高くなります。更新する情報をファンに届けようと思うようになると、情報も厳選するようになり、充実したホームページになって行きます。

秘密の窓を出来るだけ小さくするのがホームページの重要な役割なのです。