ホームページのアクセス数が少なければ改善方法も見つかりません

2021年6月20日

Search ConsoleもAnalyticsもホームページのアクセスが無ければデータは集まりません

ホームページのアクセスを増やさずに他の項目を改善しても効果は少なくなります

ホームページは公開してしばらくしても、ある程度のアクセスを獲得出来ないと、ホームページの改善についてのデータも集まりません

そもそも、来店客のいないお店のレイアウトや陳列方法を変えても売上げは発生しません。お店を作る場合も、ホームページと同様にユーザーの動線を意識してユーザビリティの良いホームページを作成しますが、実際にユーザーが来てみないと分からないことが多いのです。

しかし、Googleが提供している、 Google AnalyticsSearch consoleに登録してアカウントを取得してデータを集めてwebサイトの改善を行うにも、アクセスが無ければ、Googleアナリティクスやサーチコンソールから何もデータは得られません。情報が無ければ分析や解析も出来ませんので、ネット上にある様々なツールを利用する意味もありません。分析の基礎となるアクセスに関するデータが無いと何も改善出来ません。売れるホームページにするには、まずは少ないアクセスでも、そこからある程度のアクセスアップが必要です。ユーザーの訪問が無いのは、主要なキーワードで検索結果の上位に表示されていないと言うことです。検索エンジンからの流入や離脱などのユーザーの動きが分かるデータ無ければ何を改善したら良いのかも分かりません。主要なキーワードで検索上位に表示されないと言うことは、ネット上に存在しないのと同じことです。ユニークユーザーが一日に10人以下から改善しない悩みが長期間続いていたら、ネットビジネスを改善しようとするモチベーションも沸いて来ないかも知れません。

ネット上の集客方法には、PPC広告、SEO、SNSなどの集客手段があります。PPC広告やリスティング広告はコンバージョンの高いユーザーにピンポイントで広告を打つことが出来れば効果があります。SNSは情報源として価値の高い人が拡散してくれれば効果が高くなります。SEOは良質なコンテンツの公開を継続するここと、外部リンクを得られると効果が高くなります。良質なコンテンツはGoogleからも評価されて検索順位を上げる効果もあります。良質なコンテンツの掲載を続けることがWEB集客の一番おすすめでユーザーが増える対策です。

良質なコンテンツの掲載を続けることは、費用もかからず、アクセス数を増やす効果を生むことが出来ます。ユーザーの検索意図に合った、ユーザーの期待に応えるコンテンツの掲載が有効です。デザイン優先で画像ばかりでテキストの無いホームページは、内容の無いページとGoogleに判断され、アクセスを稼ぐことが出来ませんので、状況を改善するためのデータも集まらず、効率よく改善や見直しする部分の方針も決まりません。

アクセスが少ないことをホームページの運営に詳しい人に相談するにしても、アクセスのデータが無ければ有益なアドバイスはもらえません。

ホームページ運営の初心者でも、検索しているユーザーがどんな回答を求めているのか、何に興味があるのかを考えることは出来るはずです。その疑問に対する回答は、それぞれの分野の専門の者に聞かないと分からないかも知れませんが、失敗してもページを作り直すか、新たなページを作れば良いだけのことなので、どんどんコンテンツを増やせる環境を整えることが大切です。

SEOはすでにテクニックによって検索順位が上昇するような時代ではありません。

アナリティクス

安定したアクセス数を稼ぐにはSEOが最も有効です

PPC広告は出稿を止めると、アクセスが無くなってしまいます。また、単価や利益率の高い商品じゃないと赤字になってしまう危険性もあります。SNSはバズれば一気にアクセスを伸ばすことが出来ますが、安定してバズることは出来ません。

ネット上のサイトへの集客の割合が最も大きいのは、検索エンジンからの流入です。その理由は、ユーザーは調べたいことや疑問があると検索エンジンを使って、回答を記載したページを探します。検索エンジンからの流入は広告とは違い、費用の支払いを止めるとアクセスが無くなるようなことは無く、安定したアクセスを集めることが出来ます。

世界のアクセス数の多いウェブサイトの順位でもGoogleが2位のYouTubeの2倍以上の利用者で月間604.9億です。Googleの利用者はとても多く、Googleの自然検索に表示されることに費用は発生しません。そのため低コストでネットのアクセスを獲得することが可能です。

1位 Google.com (月間アクセス数604.9億)
2位 Youtube.com (月間アクセス数243.1億)
3位 Facebook.com (月間アクセス数199.8億)
4位 Baidu.com (月間アクセス数97.7億)
5位 Wikipedia.org (月間アクセス数46.9億)
6位 Twitter.com (月間アクセス数39.2億)
7位 Yahoo.com (月間アクセス数37.4億)
8位 pornhub.com (月間アクセス数33.6億)
9位 Instagram.com (月間アクセス数32.1億)
10位 xvideos.com (月間アクセス数31.9億)

SEOはブラックハットSEOなど、危険な手法を採用していなければ、検索エンジンからのアクセスを増やすことにつながる施策で、WEBマーケティングに役立ちます。SEO(検索エンジン最適化)のノウハウを活用し、コンテンツを充実させることは、ネット上の安定したアクセスを持続的に生み出すメリットがあります。

ブラックハットSEOの代表的な施策である大量の外部リンクを設置するなどの危険なことはせずに、内部のコンテンツを良質なものにする努力を重ねて行けばアクセス数は増えて行きます。

ウェブサイトの公開直後からそこそこのアクセス数があれば、すぐにデータを元にアクセス解析ツールを活用して、データを見て、ページの改善に取り掛かることができますが、アクセスが無いと、公開してからSEOを行って、効果が出るまで3ヶ月程度かかってしまうので、ページの改善に取り掛かるのがとても遅くなってしまいます。

ホームページのアクセスアップの手順は、ホームページは制作段階で、ある程度の検索ボリュームのあるキーワードを選んで、ターゲットキーワードを決めて、そのキーワードで上位表示できるように制作するのが基本です。SEOの第一歩はある程度検索ボリュームのあるキーワードを決めて、そのキーワードをtitleタグに記載することです。それすらもせず、企業名をタイトルにするようなホームページ制作会社に発注してはいけませんターゲットキーワードで上位表示出来れば、訪問者が増え、アクセス解析でCTRや直帰率やページビュー、コンバージョンやヒートマップなどのサービスを活用することでページの離脱ポイントなどの把握が出来、自分のHPの改善がすぐに出来、成果を生み出すことが出来ます。

ユーザーが検索窓に入れるキーワードは質問です。 ユーザーが求める、 閲覧者の質問や疑問の回答を紹介し、ユーザーに役立つ情報を出来る限り具体的に解説して掲載する、関係のある良質なコンテンツを掲載し発信する運営を継続しているとGoogleは評価してくれます。

コンテンツと言う用語はあまりなじみが無いかも知れません。新聞広告はコマーシャルで新聞記事がコンテンツです。テレビのコマーシャルは文字通りコマーシャルで番組がコンテンツです。

良質なコンテンツを大量に掲載していると、ユーザーはリピーターとなってくれてコンテンツを閲覧してくれ、ファンになります。リピーターとなったユーザーは自身のブログでリンクを貼り紹介してくれたり、SNSで配信してくれ、さらに読んだユーザーがシェアしてくれたり、さらには、はてなブックマークでブックマークしてくれたりして、ネット上の口コミにもなります。さまざまなユーザーがアクセスしてくれるようになり、SNS経由の流入も増えて、企業イメージをアップさせる可能性も期待出来ます。

サイト内で、ブログなどを導入するのは、アクセスアップに効果がありますが、ブログを記載する場合は、日記のような何でもありの簡単な内容では無く、取り扱っている商品やサービスに関する情報について日々気付いたことを記載して、ブログ運用するようにしましょう。日記のような、食事や家族や旅行に行った事などを記載してしまうと、サイトテーマがぼやけてしまって、サイト全体で何を取り扱っているのか、Googleに伝わらなくなってしまいますので、注意しましょう。一つのテーマで統一されたブログを増やし続けると、テーマに関連した多様なキーワードでヒットするようになり、更新するブログのページごとにプロとしての高い知識や専門性をユーザーに伝えることも出来ます。サイトテーマの統一はwebマーケティングでとても重要です。サイト内でブログを掲載している場合は、サイトテーマが統一されていることは必須なので、統一されているかチェックしましょう。また、ページ別にターゲットキーワードを決めてコンテンツを掲載することも常に考えてページを追加しましょう。さらにどんなユーザーをターゲットに向けて情報を発信するのかも考える必要があり、ターゲットを明確に設定してコンテンツを記載する作り方がサイト運営を成功させるポイントです。

コンテンツは直接商品の購入には繋がらないかも知れませんが、潜在顧客を獲得する機能があります。長期的に商品を購入してくれるユーザーを大きく広げる可能性があります。

新規ドメインの場合は、最初はGoogleハネムーンでアクセスがある場合もありますが、その後、公開してからある程度時間が経過しても、目標としている検索順位に到達しないことも多くあります。その場合は、継続して良質なコンテンツの公開を行って、記事の数が増えて行けば、次第に順位が上昇しアクセスアップして行きます。さらに、継続して公開しているドメインがあって、関連性が高い場合は、そのサイトからリンクを設置の対応をすることで、新規ドメインのサイトの評価が安定することもあります。

リニューアルの場合は、最低でも以前のアクセスを引き継ぐことが出来ますが、ページのURLが変更になった場合には301リダイレクトの設定をしないと、以前のページにアクセスしたユーザーにページを表示することが出来ません。301リダイレクトを使うと、リニューアル前のURLにアクセスしたユーザーを取りこぼすことなく新サイトへ誘導することが可能です。

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koji shimizu

過去にインターネット受注で100%稼動する縫製工場を経営しており、平成17年度に経済産業省「IT経営百選」で優秀賞を受賞、翌18年には、最優秀賞を受賞するまでになりましたが、その後縫製工場の経営を止め、飲食店のインターネット担当として勤務いたしました。平成28年11月より独立してSEO対策とWEBコンサルタントとして多くのサイトの検索流入やコンバージョンの改善実績があります。