売上げの減少を食い止めたい

2021年5月25日

周囲の環境がとても厳しい

売上げの減少の原因は何なのか

企業を取り巻く環境は年々厳しさを増していて、現在の販路だけに頼っているとジリ貧になってしまうと言う企業も多いと思います。

それで、新たな販路として、ホームページの作成へと方針を定める企業も多いことと思います。

ここで、問題になるのが、商材の競争優位です。現在の売上げの減少が、商材の競争優位はあるけれども、限られた販路や取引先だけだと、売上げが減少して行くと言う場合は、新たな販路として、全国へ販売出来るインターネットの活用はとても有効になります。

しかし、商品の競争優位が無く、競合他社に負けている状態で、販路を増やして売上げの減少を食い止めようとするのは間違いです。一つの市場で負けている商材を広い市場に投入しても、商品に魅力が無いと、ほとんど売れないか、売れたとしても、価格競争に巻き込まれて、赤字へと転落してしまいます。

売上げの減少を食い止める

競争優位があることが条件です

他社の商品と比較して、差別化出来ていて、競争優位にある商材であれば、優位性をユーザーに知らせることで、ユーザーが使用した時に得られるベネフィットが理解されれば、価格競争に巻き込まれるようなことにはなりません。

商品としての強みや企業としての強みなど、他社とは明らかに差別化できるものを持っていることが非常に重要です。勝てる商材であれば、あとは見せ方だけの問題になりますので、勝てる可能性は高くなります。

負ける商材は市場を変えても負けます

現在の市場で負けている商材は、どこの市場へ持って行ってもやはり負けます。負けることが分かっていて新市場へ斬り込むことは自殺行為です。

現在の商材やサービスが負けている部分を冷静に分析しましょう。そして、まず地域の競合に勝てる商材やサービスを開発することです。

一つの市場で勝てる商材であれば、販路を増やすことで掛け算が成り立ちますが、勝てない商材で販路を増やしても掛け算は成り立ちません。

売上げ減少の原因をしっかりと把握しましょう

売上げ減少の原因が、商品によるものでは無く、市場環境によるものなのか、商品によるものなのかを冷静に判断しないと、ホームページへの投資は無駄になってしまう可能性があります。現在の販路でも、商品の良さがお客様に伝わっていない可能性もあります。自社の商品の良さ、他社との差別化要因はどこなのか、明確に把握して、それをユーザーに的確に伝えるようにしましょう。

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清水 康次

過去にインターネット受注で100%稼動する縫製工場を経営しており、平成17年度に経済産業省「IT経営百選」で優秀賞を受賞、翌18年には、最優秀賞を受賞するまでになりましたが、その後縫製工場の経営を止め、飲食店のインターネット担当として勤務いたしました。平成28年11月より独立してSEO対策とWEBコンサルタントとして多くのサイトの検索流入やコンバージョンの改善実績があります。