不自然な外部リンクによる自動ペナルティの解除

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不自然リンクによる自動ペナルティからの復帰

約1万件の不自然リンク

当初、約1万件の不自然リンクが設置されていて、ターゲットキーワードで圏外の状態でした。

サイトの管理者はアクセスアップのために依頼したSEO業者が大量の外部リンクを設置したとのことで、外部リンクによってペナルティを受けるとは思っていなかったそうです。

ヘージを更新して、Fetch as Googleを送信した時だけ一時的に順位が上がって、すぐに圏外に落ちてしまう状況で、GRCで検索順位を調べると順位は激しく上下していて、ヨーヨー現象が確認されました。

不自然リンクの削除依頼とリンク否認

不自然リンクは無料ブログから設置されたもので、ブログを投稿した人と直接連絡を取ってリンクを削除してもらうことはほとんど出来ませんでしたので、ブログの運営元に連絡して対処してもらいました。ほとんどの運営元は

「確認作業を実施し、ブログ利用規約に照らし合わせた上で、対応を取らせていただきます。」と言う回答で、かなり削除されましたが、中には

「被リンク削除依頼の対応につきましては下記の料金を頂いております。
———————————————————–削除対象リンク調査費用: ¥50,000
管理費用:        ¥500/リンク1件
ユーザー連絡費用:    ¥1,000/ユーザー1件
リンク削除(修正)費用: ¥1,000/リンク1件
データ保管費用:     ¥20,000」

などとリンク削除に対して費用を要求してくる運営元もありました。

このような費用を請求してくるところや削除されなかったリンクはSearch consoleからリンク否認を行い、ペナルティ解除を待ちました。

コンテンツの追加

ペナルティが解除するまでの間に行ったことは、title、description、h1タグ、ヘッダーロゴのalt属性の修正程度でその他のSEO施策は行っていません。

その間にターゲットキーワードに合ったコンテンツの追加を重点的に行いながらペナルティの解除を待ちました。

不自然リンクが減っているはずなのに圏外状態が続く

不自然リンクを削除して、リンク否認も行って順位の上がるのを待っていましたが、順位が回復するどころか、Fetch as Googleを送信しても圏外のままの状態になりました。順位を見ているとさらに悪化している状態のように見えます。これは、Googlebotがページを巡回してリンクの評価をするのにかなりの時間を要するからで、リンクの削除や否認を行っても効果が表れるまでにかなりのタイムラグがあるからです。

リンク削除や否認を行ってもすぐにGoogleのデータベースから外部リンクが減って行くわけでは無く、むしろ一定期間はデータベースに格納されて評価されたリンクが増加しているものと考えられます。

この時期に、リンク否認やリンク削除を失敗したと判断してしまうと、ペナルティ解除は出来ません。リンクによるペナルティ解除には、辛抱強く待つ意志が必要なのです。

ペナルティ解除まで8ヶ月

リンク否認を行ってからペナルティが解除されたと思われるまでの期間は約8ヶ月でした。現在もGoogleからの流入数は増え続けています。現在も時間帯によって検索結果に表示されないことがあるのと、検索結果にトップページ以外のページが表示されることがあるので、完全にペナルティが解除されたわけではないと考えています。

完全にペナルティが解除されればさらに多くの検索流入が期待できると思います。

titleやalt属性の修正など、どこのサイトでも行っている程度の対策しか行っていないことから、今回の検索流入の大幅な増加にはコンテンツの追加が大きく貢献していると考えています。

ペナルティ解除の兆候を受けて残る内部対策を実施しました。

Search consoleの検索アナリティクスのデータからするとGoogleからの検索流入が2000件です。Yahoo!もGoogleと同じデータベースを使っているので、Yahoo!も合わせると4000件程度になっているのではないかと思います。

以前の最も少ないアクセス数は16件でした、Yahoo!も含めて約30件。
改善した検索流入数が3970件。

AdWordsの平均クリック単価が157円なので、一日の広告効果(アクセスアップ分を全て広告で賄った場合)に換算すると611,380円、一ヶ月換算では、18,341,400円になっているのではないかと思います。

site:URLで検索するとまだ、トップページが表示されないこともあり、ペナルティは完全に解除されている訳ではありません。完全に解除されればまだ検索流入が増えると思いますので、かなり期待出来ます。

新規のサイトを公開しても内部リンクが認識されて評価が定着するまでには3ヶ月程度必要だと思っていますが、不自然な外部リンクのGooglebotが巡回して、再評価されるまでには相当な時間を要するので、外部リンクを販売するようなSEO業者は早く無くなって欲しいと思います。

長期間運営しているサイトには必ず不自然リンクが付いています

長期間運営しているサイトは、自分でブラックハットSEO業者に外部リンクの設置を依頼していなくても、どれだけかの不自然リンクが付いています。

サイトに付いている外部リンクを調べる方法

Search console リンクサイトに付いているリンクを調べるには、Search consoleのリンクをクリックして、Googleが認識している外部リンクを調べます。

ただし、ここで取得できるリンクが全てでは無い場合もありますので、不自然リンクによる悪影響を完全に排除したい場合は、他の外部リンクチェックツールなども併用して、調べる必要があります。

不自然な外部リンクとしてよくあるのは、自分で運営しているブログの投稿が極めて文字数の少ないページばかりで、その投稿から、サイトへリンクすると、ドアウェイページと判断されてペナルティを受けることがあります。

また、自分が運営するブログのサイドバーやフッターから設置したリンクも。リンクプログラムの、「さまざまなサイトのフッターやテンプレートに埋め込まれて広く配布されるリンク。」に該当して、ペナルティになります。

また、リンク集からのリンクや昔SEOに効果があると言われたYomi-Searchなどのディレクトリ型の検索エンジンからのリンクもペナルティになります。さらに、多言語対応していないサイトに外国語のサイトからのリンクも遠慮なく否認して大丈夫です。

このようなサイトからのリンクは全てリンク否認する必要があります。
Search console最新のリンクSearch consoleのリンクをクリックしたら、右上にある外部リンクをエクスポートをクリックして、次に最新のリンクをクリックします。

最新のリンクをクリックすると、ダウンロードするファイルの形式が表示されますので、どちらでも、ご自身の都合の良いファイルを選択して、外部リンクのリストを表示させます。
Search console ファイルの形式表示されたリンクのリストから1件1件リンク元を表示させて、不自然なリンクかどうか確認します。

確認した外部リンクの中に不自然なリンクを見つけたら、メモ帳に

domain:unnatural.com

と一行毎に否認するドメインを記載して行きます。domainを使わずに、URL毎に否認する方法もありますが、Search consoleから得られるリンクのリストに全てのリンクが掲載されていないので、不自然なリンクがあったらドメイン毎否認する方が良いと思います。

一通り調べて複数のドメインの否認リストが出来たら、ファイル名は何でも良いので、パソコン内に保存します。

不自然リンクを否認する方法

不自然リンクのリストを保存したら、否認したいリストを記載したファイルをGoogleに送信します。

リンク否認手順1

リンクの否認はリンクの否認をしたいドメインを選んで、リンク否認をクリックします。

リンク否認手順2

次に表示される画面でさらにリンクの否認をクリックします。

リンク否認手順3

この画面で、ファイルを選択をクリックして、先ほど保存した否認リンクのリストのファイルを選択します。

選択したファイルが正しければ、送信をクリックします。送信が完了すると「リンクの否認ファイル(hinin.txt)のアップロードが完了しました。このファイルには 13 件のドメインと 0 件の URL が含まれています。」のようなメッセージが表示されますので、メッセージを確認して、完了をクリックすれば終了です。

否認ファイルを送信したら、すぐに自動ペナルティが解除される訳ではなく、否認したドメインのファイル一つ一つにGooglebotが巡回して、再評価を繰り返して、少しずつ否認が成立して行きますので、自動ペナルティが解除されるまでには、数ヶ月かかりますので、気長に待ちましょう。