ユーザーにとっては1位になるべきページがGoogleで1位になっていないキーワード


専門性が高くユーザーにとって価値があるページがGoogleで1位になっていないキーワード

信頼性の尺度はページ向けられたリンクの数と質ですが、それは大企業が圧倒的に有利!

GoogleはE-A-Tと言う評価指標を持っていて「専門性/信頼性/権威性」を大きな評価基準としています。さらに200以上のアルゴリズムで、ユーザーの疑問や質問に対して最良のページを検索結果の上位に表示するように改善を続けていいます。

私の思うところでは、専門性はページに記載されているコンテンツ。信頼性はページに向けられたリンクの数と質。権威性は、ページを記載した人で評価しているものと考えています。

ページがどれだけ専門性が高くても、虚偽であったりしては、ユーザーにとって迷惑な話しなので、信頼性をとても重視しているのは分かります。

しかし、ページへ向けられたリンクの数と質は、リアルの営業形態で、すでに大企業となっている企業は、取引先などから多くのリンクが得られるので、信頼性の評価では圧倒的に有利です。これに対して、中小零細企業は大企業に比べて取引先も少なく、ユーザーとの接点も圧倒的に少ないので、リンクが設置される可能性はとても低いものとなります。

中小零細は特定の分野で高い専門性を発揮して、大手には対応できないことまで対応する例も多くありますが、リンクの評価が強いと、木目細かい対応をしている中小零細な企業が検索結果の上位を獲得出来ない可能性もあります。

信頼性

「遺産整理」のキーワードでは明らかにユーザーにとって価値あるページが下位に!

遺産整理」とは、「被相続人の相続財産に関する相続手続きを一括して委託すること」です。このキーワードで検索すると、2020年6月11日現在、三井住友銀行が1位に表示されます。このページを読んでみると、「相続税の計算や登記に関する手続等は、お客さまご自身で行うか、税理士や司法書士等の資格を持つ専門家に直接ご依頼いただく必要がございます。ご希望がある場合には、当行にて専門家を紹介いたします。」と記載してあり、相続登記や相続税の計算は銀行では出来ず、ジフ分手で専門家を探すか、紹介された専門家か自分で探した専門家に再度依頼する必要があります。

これに対して「遺産整理は銀行ではない相続のプロに依頼する」と記載されているページへ行くと相続専門司法書士だと言うことが分かります。そして、銀行の遺産整理はほとんどの業務がそれぞれの士業に外注されるとのこと。

さらに、銀行で対応出来ないイレギュラーな相続の場合は、依頼を断られることもあると記載されていました。

そして、最も大きいのは報酬の額です。銀行に依頼するのと、司法書士に依頼するのでは、90万円もの違いが発生するとも記載されています。

このページに記載されているのを信頼できるのかどうかは、Google MAPの口コミを見れば分かります。

ユーザーが本当に求めているのは、相続手続きを安心して任せることが出来て、その上、報酬が安く済むことです。人間の目で見て、調べればどこが専門性が高く、信頼性も兼ね備えているか分かるのですが、Googleの順位決定のアルゴリズムでは、最適なページを1位に表示することが出来ません。

Googleが勧める1位の三井住友銀行に依頼すると、全てを銀行で行うことが出来ず、難しい相続だと途中でも依頼を打ち切られ、しかも報酬が高いページです。

三井住友銀行の遺産整理だと、高い報酬を支払った上、相続登記や相続税については別の専門家を探して、その専門家にさらに報酬を支払わないといけないのだと思います。

外部リンクの数と質では圧倒しているのだと思いますが、この基準を強く適用すると、ユーザーにとって本当に価値のあるページが1位に表示されない事例を紹介しました。

この他にも「銀行や信託銀行の「遺産整理業務」とは?~士業事務所と銀行 どちらを選ぶべきか?」のページも三井住友銀行よりも上位に表示されるべきページだと思います。

Googleはまだまだ改善の余地がありますね。