新時代のサービスを提供するのなら、過去のどんな問題を解決するのかを明示する

画期的なビジネスを展開していると言う自己満足

「新時代の画期的なサービスを提供する」などの謳い文句で、新技術や新しいビジネスモデルで新たなユーザーを獲得するためにホームページを開設しているベンチャー企業もあります。しかし、その画期的なサービスで具体的にこれまでのビジネスモデルでは解決出来なかったどんな問題を解決出来るのかを明確に記載しないと、検索結果にもヒットしないですし、ユーザーにも何が新しいのか、全く理解されません。

運営している企業側は、新規のこれまでにないビジネスモデルであることを強く認識していますが、そのことで自己満足してしまっていて、ユーザーに丁寧に説明しようと言う意識が乏しいことが多くあります。

「説明しなくても契約すれば良さは分かる」と考えているのか、自分達が開発した新たなビジネスモデルに酔っているような自己満足で、上から目線に感じてしまいます。

新たなビジネスモデルであるからこそ丁寧な説明が必要

これまでに無い新たなビジネスモデルの場合、普通の発想とは違う視点で、問題解決していることも多いので、普通の人には思いも付かない解決策であることもあります。であれば尚更丁寧にどのように問題解決するのか記載しないと一般の人には理解出来ません。

あまり詳しく記載すると、重要なノウハウを公開してしまうことになるので、完全には公開出来ませんが、少なくとも、ユーザーがおほろげに問題を解決出来るとイメージ出来る情報は絶対に必要です。

新ビジネス

情報の公開を惜しんではいけない

情報を公開すると損をするように考える人もいますが、情報を公開することは、ユーザーと企業を結び付ける重要な接着剤の役目を果たします。

ただ、今までにない画期的なことをします。だけでは、ユーザーは自分が望んでいるゴールをイメージすることが出来ません。営業マンが新規顧客の開拓を行う時に、見込み客との面談で、話しをする時に、そんな抽象的な話しだけしかしないと言うことは有り得ません。

営業マンが話すと同様の内容をホームページに記載しないといけないのです。

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koji shimizu

過去にインターネット受注で100%稼動する縫製工場を経営しており、平成17年度に経済産業省「IT経営百選」で優秀賞を受賞、翌18年には、最優秀賞を受賞するまでになりましたが、その後縫製工場の経営を止め、飲食店のインターネット担当として勤務いたしました。平成28年11月より独立してSEO対策とWEBコンサルタントとして多くのサイトの検索流入やコンバージョンの改善実績があります。

Posted by koji shimizu