Googleのスパム通報は期待するほど迅速な対応をしてくれない

Googleはアルゴリズムでスパムに対応しようとしている

有料リンクや隠しテキストなど、Googleのウェブマスター向けガイドラインに違反するウェブページを発見した時には、スパムレポートを送信することをGoogleも推奨しています。

スパムレポートを送信する立場としては、明らかな不正を行っているサイトを厳重に取り締まって欲しいと思ってスパムレポートを送信しています。しかし、その取り締まりは期待する程のスピードでは対応されず、送信したことが無駄だってのではないかと思うこともある程です。

Googleとしては、ユーザーに被害が及ぶようなスパム行為に対しては、手動ですみやかに対応しているようですが、急を要しないようなガイドライン違反については、多く寄せられるスパム通報で、これまでのアルゴリズムで対応出来ていないものについて、共通していることや法則のようなものを見抜いて、アルゴリズムで自動的に対応できるようにしようとしています。

アルゴリズムで対応することで、これまで対応出来なかった不正を一網打尽にすることが出来ると考えているようです。

スパム通報を行ってもなかなか対応されないことに不満を感じる人もいると思いますが、Googleでは対応を試行錯誤しているはずなので、辛抱強く待ちましょう。

ペナルティでは無く、スパム行為を無効化されることも

スパム通報を行った行為に対して、Googleは必ずペナルティを課すとは限らず、通報したスパム行為を無効化することもあります。スパム行為を無効化することで、サイトのコンテンツを適正に評価したことで、そのサイトのアクセスが増える場合もあります。

対応が遅くても、スパムサイトを見つけたら通報しよう

Googleにスパム通報しても、なかなか対応してもらえないと感じて、通報しないようになる人もいるかも知れませんが、Googleに送信したスパム通報については、Googleの社員が全てに目を通しているそうです。

通報した案件に対して、Googleがアルゴリズムで対応するまで待つ必要がありますが、必ず何らかの対応はされるはずです。

スパム通報してもGoogleに無視されたと考えずに、新たなスパムサイトを発見したら、スパム通報を行いましょう。

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koji shimizu

過去にインターネット受注で100%稼動する縫製工場を経営しており、平成17年度に経済産業省「IT経営百選」で優秀賞を受賞、翌18年には、最優秀賞を受賞するまでになりましたが、その後縫製工場の経営を止め、飲食店のインターネット担当として勤務いたしました。平成28年11月より独立してSEO対策とWEBコンサルタントとして多くのサイトの検索流入やコンバージョンの改善実績があります。

Posted by koji shimizu