1年以内に10位以内に表示されるページは22%
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1年以内に10位以内に表示されるページは1/5
Ahrefsの調査結果のページを見つけた。それによれば、1年以内に10位以内に表示されるページの割合は22%。これは、思っていた程低い数字ではありません。調査には、無作為に選んだ200万のキーワードが対象になっているそうです。
キーワードの中には、ニュース性の高いキーワードやもあれば、普遍的なキーワードで伝統的に支持されているコンテンツが上位を独占しているキーワードもあるでしょう。
国土交通省の統計の公共工事の新技術活用率は、45.8%
内閣府調査の新技術導入企業の比率は36%
新製品または新技術の研究開発を行った中小企業の割合は2.3%
内閣府の新技術導入企業とは、IoT・ビッグデータ、AI、ロボット、3Dプリンターなどを新たに導入した企業の割合が36%。新商品や新技術の研究開発を行っている企業が2.3%。内閣府のデータは、すでにある技術を導入した割合。研究開発は全く新たな技術や商品を開発しようとしている割合です。
内閣府の調査の36%の企業はすでにある技術を導入することにより、新たなサービスを生み出している可能性があります。研究開発は成功する可能性はあまり高くありませんが、成功すれば、競合他社に対して確実な優位性を獲得出来るものです。
すでに上位に表示されているページとは違うコンテンツを公開しないと上位には表示されない
Googleがすでに上位に表示されたているコンテンツと同じ内容のページを上位に並べないので、上位のページとは違う切り口のコンテンツを記載しないと上位を獲得することは難しい。新たなコンテンツを公開しようとすると、新たに技術の導入やサービスの開発やその技術導入によって得られた新発見などが無いと、新たなコンテンツは生まれません。
そう考えるとと、新技術導入企業の36%のうち、適切にコンテンツを掲載した企業のページが1年以内に10位以内に表示されたとすれば、22%は納得できる数字です。
すでに上位に表示されているコンテンツとは違う切り口のコンテンツを記載しようとすると、上位ページとは違う研究や洞察が無いと生まれません。
企業であればより良いサービス。より良い商品を常に考えているはず
SEOのことを考えていなくても、企業として継続して行く上で、常により良いサービスやより良い商品の開発を考えているはずです。より良いサービスやより良い商品を考える背景には、ユーザーの問題を解決いるためであるはずです。
であれば、新サービスや新商品の開発はコンテンツが凝縮されているはずです。開発の途中段階でも、ユーザーの問題や不自由を解決するための発想や、解決するための障害。いかにブレークスルーしたかなどの開発ヒストリーなども十分コンテンツになり得ます。
継続している企業なら、他社にないコンテンツがあるはず
現在、継続していて、今後も継続して経営を続ける企業であれば、他社には無い技術やサービスがあるはずで、その技術やサービスがユーザーのどんな問題を解決するための技術やサービスで、その技術やサービスによって、どんな問題を解決出来るのかを丁寧に記載すれば、他社には無いコンテンツになるばずで、十分に上位に表示する素地はあるネタになるはずです。
企業として、存続するために当然取り組んでいることをユーザーに分かり易いように丁寧に説明したコンテンツを掲載することが、上位表示に繋がるはずです。
自社で取り組んでいることがあまりにも当たり前で丁寧な説明をしていない
自社で取り組んでいるユーザーの問題解決に繋がるサービスや商品のことについて、日々その商品やサービスに触れている人にとっては、あまりにも当たり前で、丁寧な説明をしていないことが多くあります。
商品についての説明を書いてもらうと、とても短文で、何が凄いのか全く伝わらない文章しか書かない事例が多くあります。企業が提供しているサービスや商品はユーザーの問題解決のための技術が結集されたもののはずです。
それを丁寧に説明せずに、短文で記載してしまうのはとてももったいないことで、本来なら上位に表示されても良い商材なので、自分達でディスカウントしてしまっていることがとても多いのです。
koji shimizu
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